シャンプーで髪が傷むことってある?
皆さん、こんにちは。
Dr.西ムのお時間です。
今回は「シャンプー」について
皆さんはどのようなシャンプーを使っていますか?
Ril by snip(Snip)では主にCOTAというメーカーのシャンプーを使っています。
現在、世の中にシャンプーは何種類あるかわからないぐらいたくさんあります。
テレビや雑誌のCMでおなじみのシャンプーや、ネットの口コミなどで人気なもの
美容室や専門店に置いてあるもの、ドラッグストアーやディスカウントショップなどのもの
全て、シャンプーですが
それら全てが同じではありません。
料金がそれぞれ違うように、使われている成分が違います。
特に、シャンプーを作るときに重要な成分
界面活性剤(洗浄成分)
ちなみにシャンプーの中の80〜90%は水と界面活性剤です。
だいたいこれの種類で大きく2つに分けてみますと、
高級アルコール系界面活性剤(石油系合成界面活性剤)
市販の安価なシャンプーには、
非常に洗浄力の強い高級アルコール系界面活性剤が配合されていることが多いです。
代表的な成分は ・ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Na
硫酸は非常に強い酸で皮膚や髪(タンパク質)を変性させてしまう刺激の強い成分です。
また、洗浄力も強いため、頭皮の皮脂を過剰に除去してしまいます。
アミノ酸系界面活性剤
髪の90%はケラチンというタンパク質からできています。ケラチンタンパク質は18種類のアミノ酸で構成されています。
代表的な成分は ・ココイルグルタミン酸 ・ココイルアラニン
グルタミン酸はケラチンの約13.7%、アラニンは2.8%を占めるアミノ酸です。
グルタミン酸には、他のアミノ酸の合成を助ける働きや髪のダメージ部分に吸着しコンディショニング効果を高める働き、
またアラニンにはキューティクルが開かないようにする働き、頭皮のバリア機能を高める働きがあります。
他にも
ベタイン系界面活性剤(両イオン性界面活性剤)
ノニオン界面活性剤(非イオン性界面活性剤)
天然界面活性剤
というものもありますが、
今回のテーマ
「シャンプーで髪が痛むことってある?」
ということに対しては、
あります!
しかし、正しくは
シャンプーによってダメージしやすい状態を作ってしまったり、
ダメージ部分から栄養を流出させてしまったりすることがある。ということです。
逆に言うと、
アミノ酸系シャンプーなどでは、髪を守ってくれる栄養や、髪の中に栄養を入れてくれる髪に優しい種類のものもあります。
なので必ず、
シャンプーを選ぶときは、
見た目やキャッチフレーズといった外見や匂いなどに惑わされず、
自分の髪や頭皮をみてくれている美容師さんやドクターなどの意見を聞いた上で
合ったものを選んで使用してください。
美容は人を美しくします
美容は心を豊かにします
美容は愛を育みます
そして、美容は全ての人が楽しめるもの hair chemist Dr.nissim
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